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「だってさあ! その言い方だと
好きみたいじゃん!」
水上 県
み な か み あ が た
年齢 34歳
職業 バーテンダー
感情表 友情(関係)
感情裏 怠惰(欲望)
感情ルーツ 諦観(傷)
繁華街の小さなジャズバーで働く、明るい二枚目半のバーテンダー。
飽きやすい性格の彼だが、幼いころ親のすすめで始めた習い事のうち唯一続いているのがピアノ。かつては惰性で続けているだけだと腐すこともあったが、ある出来事をきっかけに少しは素直に向き合えるようになったそう。
水落とは高校時代からの友人。無愛想な彼に声をかけた理由は、出席番号順に並んで席が近かったから。当時から友人は多かったが、知り合ってからは何かと水落に声をかけていた。卒業後は水上だけが大学に進学したため疎遠になったが、数年前に偶然再会してからは同じく独身の気楽さもあり懇意にしている。
水上県という人間の根本にあるのは、自分は世界の誰にとっても特別ではないという諦観だ。家族からも大事にされていなかったわけではない、友人に恵まれていなかったわけでもない。それでも彼らにとって唯一の特別にはなれないと理解していた。
しかし諦めと怠惰に由来する態度は友人思いの良い人間と周囲から認識され、彼自身もそれらしく振舞っている節がある。
K-sya
tanteisya and Mans.
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